【スタイリスト紹介:早川あづささん】 居心地のよい空間で、お客様のトータルビューティーをサポート

今回は、レイブランカのスタイリスト・早川あづさ(はやかわ あづさ)さんのインタビューを紹介します。 美容師を目指したきっかけやチャレンジしたいこと、そして将来の目標などについてお話を伺いました。

髪型だけでなく、メイクで印象を変えてみたい、気軽に着物を着て出かけてみたい方はぜひご覧下さい。

レイブランカ 早川あづささん スタイリスト リノ店


 

着付けからヘアメイクまでできるのがレイブランカの魅力

―美容師を目指したきっかけを教えてください。

子どもの頃からヘアメイクに興味がありました。姉がお化粧をし始めるのを見たり、母の友人がやっているエステに一緒に行ったりと、小さいころから「メイク」「美容」が身近にあったからかもしれません。

仕事にしようと思ったのは高校に入ってからですね。私が通っていたのは普通高校でしたが、ヘアメイクの授業があったんです。先生は外部から来ている講師で、実際にヘアメイクの仕事をしている人でした。

プロの仕事をしている人が目の前にいて、自分もやりたいことを仕事にしたい!と思いました。

最初はメイク専門の仕事を目指そうと思っていたのですが、その外部講師の先生に「将来のためにも、美容師の免許を取っておいた方がいいよ」とアドバイスしてもらい、山野美容専門学校に入学しました。地元の栃木にも美容学校はたくさんありましたが、せっかくやるなら東京の美容師になりたいと思い上京しました。

 

―卒業後、どのようにレイブランカに入社されたのでしょうか。

卒業後は、新卒でレイブランカに入社しました。今年で16年目になります。

他の美容室にも見学に行ったり入社試験を受けたりしましたが、レイブランカに見学に来て庸子先生(当時社長、現会長・石井庸子、以下「庸子先生」)の美容への信念、想いを聞いたときに「かっこいい!」と思ったんです。

また、専門学校時代から着付を学んでいて、着物には興味があったので、着付からヘアメイクまですべてできるのも魅力的でした。

先生の包み込んでくれるような優しさも安心感があり、サロンの雰囲気も自分に合っているなと感じたので、「ここに入りたい!」と思いました。

 

―育児休暇を取られている時期もあったそうですね。

出産後は半年ほど育休を取っていました。レイブランカには子供がいるスタッフも多く、育休を取ったのは私で4人目なんです。スタッフ全員が状況を理解してくれているので本当に助かります。

なかなか保育園が見つからなかったときも、「最初は週1回の出勤でもいいよ」と言ってもらえて、夫が休みの日曜日だけ出勤させてもらったんです。そのおかげで、生活のリズムにも気持ち的にも、徐々に慣れていくことができました。

復帰後も、子供の体調が悪くなったときには「子供を一番に考えていいよ」と言ってもらえますし、お客様も理解してくださるので本当にありがたいなと感じています。

育休から戻ってきて、「早川さん待っていたんだよ」とお客様に言っていただいたのは嬉しかったです。私が休暇をいただいていた間、美容室難民になってしまった方もいらっしゃったみたいで。

私の育休中に他のサロンに通っていたお客様からは「やっぱり早川さんがカットすると、まとまりやすさが全然違うね」というお言葉もいただきました。

 


 

お客様の希望や気持ちをしっかり聞いて、カラーや髪型を提案

―レイブランカではトータルビューティーをコンセプトにしています。早川さんにとってトータルビューティーとは何ですか?

お客様の髪型はもちろん、メイクやファッションなど、全体的な印象まで気を配ることだと思います。私は特に眉毛を気にかけていて、男性でも女性でも「この形にしたらいいかな?」と思ったら眉カットもご提案しています。

年齢とともに眉毛が薄くなってしまった、常に眼鏡をかけてる方は自分でカットできないとお悩みのお客様でも、月1回の来店時に眉毛カットをすれば、次の来店まではキレイな状態をキープできます。

また、お客様が自宅でも美しくいられるようアドバイスすることも、トータルビューティーの一環だと考えています。例えば、ワックスの付け方や、コテ・アイロンの使い方など、お客様ご自身でも簡単にできる方法などをアドバイスしています。

最近はYouTubeやInstagramで、巻き方やアレンジ方法の動画を投稿している方も多いので、お店でアドバイスしつつ、おすすめ動画をお伝えすることもあります。

 

―お客様と接するときに心がけていることはありますか?

「居心地がいい」と思っていただけるもらえる空間を作るようにしています。髪型がキレイになるだけでなく、気分もリフレッシュしていただけたら嬉しいですね。話をするのが好きな方もいれば、静かにゆっくり過ごしたいと思う方もいらっしゃるので、お客様に合わせた接客をするように心がけています。

 

―得意な施術は何ですか?

カットが特に好きです。女性のお客様が多いので、女性の髪を扱うのが得意だと思います。小さなお子様から年配の方まで、どの年代でもどのスタイルでも対応できますし、幅広いお客様の施術をしたいですね。

この髪型が得意!というよりは、お客様のご希望に合わせて施術するのを意識しています。ロングからショートにしたいお客様がいらっしゃったら、一気にショートにすると気分転換になるし、1回ボブにしてからショートにすると雰囲気変わる楽しみもありますよ、とご提案したりします。

カラーで「うーん、前回と同じでいいかな」と言われたときも、ちょっと迷っているなと感じたら「色を変えてみますか?」「せっかく夏なのでちょっと明るめにもできますよ」といった提案をすることもあります。

 


 

カットも着付けもヘアメイクも。トータルで提供できる美容師になりたい

―今後挑戦したいことはありますか?

着付をもっと勉強したいと思っています。和装に合わせたヘアセットも練習しているので、今のトレンドに乗ったアレンジも出来るようになりつつ、庸子先生から教わった基本に忠実に、ヘアセット出来るようになりたいと思います。

メイクでは、眉をキレイに整えられるようになりたいですね。眉って、少し手を入れるだけで顔全体の印象がすごく変わるんです。でも、なかなかうまく描けないですし、私自身もお客様のメイクをするときに難しいなと感じていて。

キレイに描けるようになれば自分のスキルもアップしますし、お客様にも喜んでいただけるのではないかと思います。眉のワックス脱毛などもあるので、そういう技術も勉強したいと思っています。

 

―着付を頑張りたいと思うのはなぜですか?

着物は伝統的な装いですし、キレイに着付できたらカッコいいなと思っています。着付が上手な庸子先生のもとで働いているからには、やっぱり自分もしっかりその技術を身に付けたいです。先生から「上手だよ」って褒められると、もっと上手くなりたいと思って頑張ってしまいますね。

ゆくゆくは、「何が得意ですか」と聞かれて「着付です」と答えられるようになりたいです。そうすればお客様にも自信を持っておすすめできるし、特別な日だけでなく、ちょっと着物で出かけたいなというときに、さっと着付けてあげられるので。髪のセットも一緒に出来たらベストですね。

 

―5年後、10年後の理想像を教えてください。

本当にトータルビューティーができる美容師になりたいです。カット・着付・メイク・へアセット、全部を自分できちんとできるような。

着付に関しては、基本的なやり方はだいたい身に付いていますが、ヘアセットのアレンジ力が足りなくて。カットにもアレンジ力や柔軟性は必要ですが、そこは長年やっていてある程度自信はあります。ヘアセットには違うスキルが必要なので、もっといろいろなアレンジができるようにバリエーションを増やしたいと思っています。

 

―最後に、お客様へのメッセージをお願いします。

一度お店に来て雰囲気を感じていただきたいです。お客様の不安をなるべく取り除けるように、カウンセリングをしっかりした上で施術させていただきます!

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