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上村松園展

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先日、国立近代美術館へ上村松園に日本画を見に行ってきました。
とても混んでいて、チケット売り場に辿り着くのに小一時間かかってしまうほどです。
入場すると途端にそこに開けている世界は夢のようでした。
絵を見ている人たちはそれぞれの思いでそれぞれの価値観で見ているんですよね。
ある人たちは表装を丹念に見て語りあったり、またある人は絵の頭身を指で測ったり
していました。着物をお召しになっている女性の方々も多くいらっしゃいましたね。
私?もちろん、絵の中の人の髪型と着物を見るのが楽しみです。
絵の中の女性たちの立ち姿はとても美しく、まるで何か声が聞こえてくるかのようでした。特に夏の着物の呂や紗の布に透ける着物の色の見事なこと。
のれんやすだれの影から見える女性の感じも素晴らしい。
そしてお花見やちょっとした行事の時の女性たちの着物の絵はほとんど五つ紋が
ついていました。家紋を大事に誇りにしていたのでしょうね。
また、おはしょりの下からちらっと見える腰ひもも昔の何気なく自然に着物を着ていた
ことがうかがえました。
私が特に興味深かったのが「おしどり髷」という結い方です。
なんでもこれは二十歳前の若い娘さんが結う髪型だそうです。
初めて目にした髷型に思わず興奮してしまいました。
見る目的はそれぞれあってもこれ程の人たちが日本古来の物に興味を示し
美しいと思っているのだということが本当に嬉しく思いました。
そしてその一片に関わっているいる自分が幸せだなと思った一日でした。
yoko

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